投薬(処方)について
当院では幅広い疾患を扱うため、全ての薬剤を院内処方にて対応しておりません。また、一部薬剤は現在供給不安定になっております。当院の在庫状況によっては、大手ドラッグチェーン店をはじめ調剤薬局にて在庫を抱えていることが多いため、院外処方にて対応させて頂くことも御座います。
仮に、調剤薬局にて処方箋薬品の在庫切れや取り扱いのない薬であった場合には、調剤薬局にて薬を取り寄せてもらうか他の薬局を探して頂くことになります。薬剤師法第21条に「調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあった場合には、正当な理由がなければ、これを拒んではならない」とされ、調剤薬局の責任にて対応した頂くこととなります。当院に、お問い合わせや連携が取れていないなどのご連絡を頂きましても、国の医薬分業政策の一環として特定の薬局を斡旋することは規則違反になるため行っておりません。よって、薬剤の提供義務は調剤薬局の役割であり、当院は調剤薬局の取り扱い薬品や在庫状況を把握はできませんし、在庫がある薬局をお探しすることは出来かねます。
調剤薬局は、患者さんの了解が得られたら処方元の医療機関に、同じ効果の別の薬に変更が可能かを問い合わすことができます。その際は、当院と調剤薬局と協議して、変更等をおこなう対応しています。(患者様本人が当院に来院されての処方箋の変更は、再処方になりますので費用が発生致します。必ず調剤薬局の薬剤師を通してご依頼下さい。処方内容は、重複投与などがチェックされるためにオンラインにて国に伝送されるため、過去の取り消し等はできません)
これから、風邪やインフルエンザ等にて、抗菌薬や消炎鎮痛薬の需要増加にて、供給不安定な状況になることも予想されますのでご留意ください。
2024年11月22日 13:54